還暦の道楽
数日前に、「youtube]というサイトを教えて貰って、すぐにはまってしまった。
システムはイマイチ分からないのだが、とりあえずアクセスした先が、実に素晴らしかったのだ。
リヒテルの演奏した、プロコフィエフの7番のソナタのCDを、暫く前から探していたのだが、試しにここでアクセスしてみたところ・・。
リヒテルの演奏こそ音源だけだったが、7番のソナタ繋がりで、アルゲリッチの演奏、ベレゾフスキー、ソコロフ、その他アジア系の少年や少女の演奏などが、次々と映像付きで現れたのには、文字通り仰天してしまった。
そこから更に、ホロヴィッツやアルゲリッチの、時にピアノを弾きながらのインタビューや、若かった日々の演奏の映像。
次々と、こんなに数多くのピアニスト達の手の様子を眺めたのは、初体験であった。
一番インパクトが大きかったのは、ピアニスト達の手の大きさ!
羨ましいを通り越して、まるで別世界を眺めている気分であった・・・。
ソコロフが、16歳でチャイコフスキー・コンクールに優勝して話題になったのを、よく憶えている。確か、私と同じ年齢だったと思う。
この人の三楽章の映像は、まさに衝撃的であった。
まず、すっかり年齢を重ねた姿には、同じ人とは思えない変貌があって、自分の年齢も考えさせられたし・・。
そして、あの揺らぎの無い連打和音の壮絶感。
きっとあの曲を、ソコロフは人生で、何百回いや何千回という回数、舞台で重ねて弾いてきたのではないかしら。
天才が、「継続は力なり」という言葉を、ここまで高みに引き上げてしまった、その事に対する衝撃、であったのかもしれない。
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