贈り物
娘が私に贈ってくれた最高のプレゼントは、インターネットの世界だ。
老後の楽しみにと、このブログを立ち上げてくれた上に、面白そうなサイトをいくつか教えてくれたのだ。
その中で現在私が、毎日アクセスするのは「ほぼ日刊イトイ新聞」。タイトルを聞いただけで、好奇心が湧いた。
以前、宮崎駿の「魔女の宅急便」のビデオを観ていたら、最期に監督と糸井重里の対談が出てきた。詳細はよく憶えていないのだけれど、その時の、糸井重里氏の尋ねた質問の面白さ。
「女の子が箒に乗って飛ぶシーンは、箒にも浮力がかかってるんですかねえ。そうじゃないと、上に乗っている女の子のバランスが崩れて、傾いてしまうんじゃないかな・・。」
「魔女の宅急便」は、アニメである。これは、アニメの画像の表現に対する質問なのだ。こんな風に、もの事をニュウトラルに眺めて、面白がる人生って楽しいだろうな、と大げさに言えば私は心をゆさぶられたのだ。
で、彼の本でも探してみようと思ったときに、娘がこの「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトを教えてくれて、それ以来すっかりはまってしまった。
毎日更新する糸井さんのコラムが、翌日になると読めなくなるのも、潔い。
毎日掲載される様々なメニューを、今バックナンバーで拾っていくと、糸井重里氏のお仲間達のバラエティーに富んだ顔ぶれの面白さにも度肝をぬかれる。
私が、いつかどこかの場で、気になったり、強く印象に残ったり、あるいはファンであったりした人々は、殆ど網羅しているかの様だ。年齢が近い事もあるだろうけれど・・。
宮崎駿から始まって、谷川俊太郎、タモリに山下洋輔。清水ミチコに矢野顕子や坂本龍一。赤瀬川原平に南伸坊。橋本治に大橋歩と、まだまだ奥は深そうだ。
昨日は、「ガンジーさん」というニックネームの付いた、末期癌を抱えている男性とのメールの交換記録に出会った。
「ミーちゃんの縁側」というお気に入りコラムもある。80代からのインターネット入門、といった副題がついていた。最近しばらくお休みなので、気になっているが、糸井重里氏のお母様らしいこのミーちゃんが、やはり品の良いニュウトラルな視線なのだ。
きっとミーちゃんにとって、コラムを続けるという状況が、息子さんからの素晴らしい贈り物なのだろうなと思う。
| 固定リンク
「日常」カテゴリの記事
- 「西の魔女が死んだ」(2008.07.12)
- 「アウェイ・フローム・ハー」(2008.07.07)
- 「最高の人生の見つけ方」(2008.06.18)
- 京都の散歩(2008.06.18)
- 三井の晩鐘(2008.06.03)
コメント