舞台
昨日「恋はコメディー」という芝居を見た。浅丘ルリ子、渡辺えりが出演する翻訳コメディ。
二人の掛け合いも絶妙だったし、台本が最高に面白くて、散々笑って帰って来た。
渡辺えりは今まで見る機会がなかったのだけれど、物事の捉え方が大きいのだろうな、という印象を受けた。歌舞伎の脚本を書いたりする位だし・・。
そして、浅丘ルリ子。
あの美しさは文句なく素晴らしい。階段を高いハイヒールをはいて降りてくる仕草など、全く年齢を感じさせないのにはびっくりした。
浅丘ルリ子は昔から好きな女優さんだったけれど、寅さんシリーズのマドンナがきっかけだったのか、いつの頃からか凄い俳優さんに変わったと思う。美しい女形の枠からはみ出した、最近の福助と共通なものを感じる。
前日電話予約したときに、残席は二枚しかなかったらしく、当日の入り口には「本日の公演は完売いたしました」と札が出ていた。
集客に苦労している身としては、それだけでもひたすら感心してしまったのだが・・。
後ろの座席から、「やっぱりねえ・・。実際の年齢と、かけ離れすぎてるし・・・。水谷八重子なんかは、70歳すぎても吉右衛門相手に、19才の娘役をやって、せりふは完璧だったけどね。」と、しゃっべているのが、聞こえてきた。
その人は、単に自分の観劇経験を披露したかっただけなのかもしれない。が、客席総批評家という矢が、第一線のプロに対して放たれている怖さを、ひしひしと感じてしまった。
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