ライブハウス
初めてライブハウスに行ったのは、新宿にあった「ピット・イン」。ジャズが聴きたいと言うよりは、ジャズの現場を見てみたいと思ったのだが。
何だか、聴こえるのはジャズだけど、クラシックの演奏会同様、余り楽しそうな雰囲気は感じられず、居心地は余り良くなかった。
次に行ったのは、六本木にあった「ミスティ」で、これは、山本剛のピアノを中心にしたライブハウスだった。最後に必ず「ミスティ」を演奏するのだが、午前二時位だった閉店時間まで粘るのは結構大変で、途中でリクエストして帰って来た事もあった。でも、ここは楽しかった。
その後、20年位は色々変遷があり、子供達が成人してからは、家族で食事に行った帰りなど、ほろ酔い機嫌で、新宿の明治通りにあった小さなライブハウスに立ち寄ってみたり・・。
そして三週間前の土曜日、原宿のライブハウスへ、初めて息子のライブを見に行った。
若者向きの大音響は苦手な筈の私が、ライブハウス一杯に響き渡る息子の歌声を聴きながら、よくあんな声が出る様になったものだ、と感無量であった。
最初は、たった一人で多重録音したカラオケをひっさげて活動していた息子だったが、いつの頃からか、サポートしてくれるギターやドラムの仲間ができていた。
5,6年前に、どうしても音楽がやりたいと、家を出て独立していった息子が、この日のワンマンライブを実現させるまでに、一つ一つ丁寧に積み重ねてきたのだ、と思うと、高校生の頃に自分の部屋でよく聴かせてくれた息子と重なって、感動的であった。
立ち見が出る程のお客さんが集まって、最後には手拍子のアンコールが出て、楽しい一晩であった。
翌日の東京は大雪で、あたり一面が銀世界となり、息子のブログには、「ワンマンライブの成功が、そんなに珍しいのか・・(笑い)」と書かれてあった。
| 固定リンク
コメント